2015年4月6日月曜日

CCライブラリで色、書式、画像を使いまわす【Illustrator CC2014.1 新機能】

 Illustrator CC2014.1の新機能解説、今回はCCライブラリの紹介その1です。


CCライブラリとは?

 Illustrator CC2014.1から、作業フローが劇的に便利になる機能 Creative Cloudライブラリ(以下、CCライブラリと呼びます)が追加されました。CCライブラリは、専用のパネルの中に特定の作業で使う「色」「テキストの書式」「画像パーツ」を格納しておける保管庫です。各素材はいつでもさっと取り出して使えます。
 通常のライブラリとは異なるCCライブラリならではの利点は下記の通りです。

▼CCライブラリの4つの利点
  • 個人でいつでも使えて便利……CCライブラリの内容はCreative Cloudサーバーに随時記録されるので、同一のAdobeアカウントでサインインさえしていれば、別のパソコンでも別のOSでも同じCCライブラリを使える。
  • 共同作業でも使えて便利……ひとつのCCライブラリを複数のユーザー同士で共有して、同時に利用できる。
  • アプリ間で使えて便利……PhotoshopやInDesignなどの他の定番アプリにもCCライブラリ機能が搭載されているため、アプリ間の垣根を越えてで色やパーツを使いまわせる。
  • モバイルアプリでも素材作成できて便利……Adobe Color、Adobe Brush、Adobe Shapeなどのモバイル機器用のアプリで作成した項目をCCライブラリ内に登録できる。

CCライブラリパネル

 メニューから[ウィンドウ]→[ライブラリ]を選択するとCCライブラリパネルを表示できます。



 次回からは、CCライブラリの詳しい使い方について解説します^^
 ブログで公開前の記事をFacebookページに掲載しますのでそちらもどうぞ!


この記事の更新履歴

  • 2015/4/6:公開。

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