2016年5月19日木曜日

「線のプロパティ」欄で使える技あれこれ(変形パネルでライブ直線)【Illustrator CC2015.2新機能】

 Illustrator CC2015.2の新機能解説、今回は、変形パネルに新たに追加されたライブ直線関連機能の応用技と補足情報をお届けします。前回の基本情報に関する記事を未読の方は、まずはそちらからご一読ください^^



ライブ直線を変形する際の基準はどこになる?


「線のプロパティ」欄で使えるショートカットキー

 「線の長さ」または「線の角度」の欄内を入力待ちにした状態でキーボードの[↑][↓]キーを押すと下表の通りに値を増減できます。


●上記の技を利用して直線をいくつも回転コピーした図形を描いた例

複数の直線をまとめて変形する

 「線のプロパティ」欄を利用すれば、複数の線の長さや角度をまとめて変更することもできます。

複数の直線の長さをまとめて変更する

複数の直線の角度をまとめて変更する

「線のプロパティ」欄を利用するときは予定外の線幅の変化に注意!

 「線の長さ」欄を利用して線の長さを変更すると、線幅が変わってしまうことがあります。これは、オブジェクト全体を拡大・縮小している扱いになるためです。
 線幅を常に一定に保ちたいときは[S][enter]の順にキーを押して拡大・縮小ダイアログボックスを表示し、「線幅と効果を拡大縮小」のチェックを外しておきます。



 次回は直線ツールで利用できるライブ直線機能についての記事をお届けする予定です^^
 ブログで公開前の記事をFacebookページに掲載中ですのでそちらもどうぞ!


この記事の更新履歴

  • 2016/5/19:公開。

関連記事